2014年12月23日

産直のコハダ

今日は火曜だけどさ、祝日だからこんな時間にブログを書く。
しかもだ、すでに鯉川と菊姫にやられてしまった。

最近は山廃だなんだって、ついつい県外のお酒に心奪われていたけれど、
なんだかんだと鯉川は旨い。鯉川のある余目は基本的に好きな土地だ。
いつか住んでみたいと思うこともあるし、
酒屋うめかわには良く出かける。

うめかわは戦前ぐらいまで(だったかな?)、
蔵元だったらしい。今は、当時の蔵を貯蔵に利用して、
美味しくお酒を販売されている。山形のお酒の知識の多くは、
うめかわの当主、当主のお父さんから得たものだ。
好きな酒屋だ。

きっと日本、世界各地、過去から未来、どこへ行っても、
こういうプロたちがどこかにいて、
そして自分のような人たちもいて、
綿々とした何かが延々と続いてきたし、
これからも続いていくのだろう、と思うと、
ただ酔っぱらってるからこういう意識にあるとは思えないほど、
じんわりとした感動に満たされる。

コハダといえば江戸前だよね。
産直のコハダ

でも庄内産もあるんだ~!と、
いつも思うのよ、我が家から遠いこの産直に行くと。
これ庄内産よ。
産直のコハダ

ちなみにこれ食べたのちょい前ね。
今日はさ、
ミミイカの煮つけ、アカラの醤油干し(もちろん自家製、全て地浜)、
いまのところこんな感じだ。

お酒は、そうさなぁ、もうちょい菊姫山廃無濾過原酒いくかな。
でも、その後は庄内の銘酒、楯野川の主流あけるかもな。
(まぁそれはさておき)

このコハダの押しずし、
時々売ってるからお試しあれ。
ちょい大きいかな(元の魚のサイズが)という印象もあるけど、
でも庄内産、ということを考えると、
十分に満足以上の価格。
産直のコハダ

細工もしてあるし、
旨いよ。酢の効きがちょうどよい。
庄内万歳。
産直のコハダ

それにしても、
庄内に縁もゆかりも無かった俺が、
こうやって庄内に根付いていく。

父方の先祖は南部から、
母方の先祖は近江から、
それぞれ北海道に移住したのだ。

そして子孫の自分は、
北海道から、まぁ紆余曲折はあったけれど、
山形県は庄内に、思えば遠くへ来たもんだ、というわけだ。

人間ちゅーもんは、
面白いもんさね。

みなさん、
面白い祝日を過ごしましょう。











Posted by 庄内じじい at 15:28│Comments(0)コハダ
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