庄内のアカメバル寿司

庄内じじい

2018年06月15日 12:09

和名はアカメバル、
庄内では茶テンコと呼ばれるメバルの一種。


おぉ茶テンコだぁ!
と喜び勇んで買ったことはなく、
何か他の魚のついでに買うことが多かった。

ルーティンのように出かけた魚屋で、
一番新鮮だった今回のアカメバル。


そうさなぁ、よし、
今回はアカメバルを勉強してみるか、
という気持ちで手にとった。
2匹で400円。


胸鰭の縞模様(胸鰭軟条という)が15本あることで
他のメバルと区別できる。


ん、なかなか身も厚い。



さーて、何から食べようか。
みなさんならどうしますか。



誰もが認める旨い魚メバルなので、
まぁやっぱり寿司にしましょう。

ということで、さくっと握ります。
江戸時代のファーストフード、握り寿司。
朝でも昼でも夕方でも、
ぱっと気軽に、適当に握るようにしている。


柳刃包丁も、なんだかんだとステンレス製の安いやつ、
錆びないし、すぐ砥げて練習にもなるので、
今は出番が一番多い。

うまい寿司屋に行くと感心するのだが、
やっぱプロは違うよなぁ、当然だけど。
そんな憧れを抱きつつ、
上手に握れるようになりたいと、
なんだか小さな目標ができた。

ほんのり桜色のアカメバルの握り。
旨みあるし、脂もほどほどに、
どんな料理にもあう素晴らしい惣菜魚。
初夏の香りがします。



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